今回のおお出かけ先は、備前にある「田倉牛神社」です。
備前のお宅には１軒に１頭はありそうな備前焼の牛の神様を授かることが出来る神社です。マリアージュ楓も私の自宅も実家も備中にあるので、ご利益は薄そうですが、一応話のネタにと言うことで参拝しました。
３年前の正月明けが初参拝だったのかな。神社は小高い山を少し登ったところにあって、麓のお店で備前焼の牛と、ロウソク線香のセットを買ってお参りします。備前焼の牛＆ロウソク線香のセットで1,000だったような気がするんですが、今年のお参りの時は備前焼の牛が1,200円＋ロウソク線香のセット50円で1,250円になっていました。物価高の影響はこんな所まで…。
参道を進むと備前焼の大きな牛を祭ってある社（？）があるのですが、その牛の周りにも小さな牛がぎっしり。屋根の鴨居にも備前焼の牛が綺麗に整列しています。牛神様のお膝元ですね。
そこから参道を登って本社へ。と言っても本社が無い。牛がたくさん祭られている柵が本社の役割なんでしょうね。信仰の対象ですから。
牛神様はこんな感じで祭られています。
お参りの作法をここでご紹介。麓のお店で備前焼の牛の像と線香とロウソクのセットを購入します。お店が空いていない場合は、外に陳列してある牛の像＆線香とロウソクのセットを授かり、代金はお店の横にある郵便受けに入れていきます。お店が空いていれば、お店の中で牛の像を選んで線香とロウソクのセットを購入すればOKです。本社に詣でて、まずは、お灯明（ロウソクの事ね）に火をつけて、線香に火をつけてお供えして、お参りして願をかけ、備前焼の牛を奉納。いっぱい奉納されている中からお気に入りの牛神様を探し、家（職場）に借りて帰り、高い所に鎮座して見守っていただければOKです。
年明け又は願いが成就した時には、お礼参り（お礼参りをしない方が多いんよね。みなさんは必ずお礼参りまでしましょう）。家（職場）を守っていただいた神様を連れて行き、また麓のお店でセットを購入してお参り。このあたりは初回と同じですね。この時には２頭手元にあると思いますので、２頭とも奉納します。願いが成就する途中なら、また１頭牛神様を借りて帰ります。てな感じで、願いが叶うまでは、１頭の牛神様が、家（職場）を守ってくださいます。願いがかなったときは、２頭とも奉納したままで終了です。
今回奉納した牛神様２頭。牛神様はこんな感じで祭られていますので、無くなることはありませんね。１頭授かって帰り、倍にして返しますのでね。
私は３年で牛神様をお返しして、いったん終了とさせていただきました。コロナの期間も無事に乗り越えることが出来ましたのでね。。。